よく晴れた午後、秋を探しにぶらぶらと。
公園に向かう道を歩いていると、オレンジ色の柿(つったら失礼ですかね柿色って言うべき?)をくわえたカラスがスーッと飛んで来た。
ひとしきりガシガシとつついてあげたその顔は…ハシブトガラスであった。
昨日もこういう光景を見かけたけど、木になってるのをその場でがぶりとやるんじゃなく、落ち着き所に持っていって、ゆっくり賞味するんですね。
青空に柿、晩秋の色
公園の紅葉は全体としてはまだもう少しという感じだったのですが…
サクラはもうだいぶ散っている。
あ、あそこは梢の辺りがきれいに紅く染まっているな。
トウカエデ
てっぺんの方では三又の葉先は深紅に染まっている
下の方はまだまだ。全体が紅葉した頃にまた見に来よう。
掃き集められた落ち葉、色とりどり
広場真ん中に、ぴょこぴょこ動くものあり。ズームして見るとやはり、ハクセキレイさんだった
ギィギィ声に辺りを見回すと、おお、コゲラさん久しぶり
遠くから見ると一本の巨木のように錯覚しそうになるメタセコイア
さすがにそんなことはない
ひとつの綺麗なシルエットになるよう計算して配置されているのかもしれない。
雄花の房がぎっしりと重く垂れさがっていた。
これも紅葉すると見応えありそうなんだけど、まだ全然。緑が少し褪せてきたくらい。大丈夫なんだろうか?
風も冷たくなってきたし、そろそろ帰るか…と緑道を辿り始めると、おおお!ジョウビタキ♂さんではありませんか!ちょっと明るくなり過ぎちゃった
この秋初見。去年の冬の出会いは♀が多くて♂はなかなか見られなかったのでなおさら嬉しい。
更に南へ歩くと、風車をバックにした桜と菜の花のコラボで有名な土呂の「見晴公園」。今はひっそりとしている。
強い風にがこんがこんと音を立てて風車が回る。ちゃんと回るんだこの風車…風向きが変われば逆回転するし。
これも美しい赤。ハゼノキ…かな?
この秋から来年にかけては、樹木のこともっと勉強してみようかな。