1,2,1,2
駅を背に 車の来ない道
1,2,1,2
一列に 等距離とって 家路をたどる 知らない人たち
1,2、1,2
ふしぎと腕が揃ってる 前行く人と
1,2,1,2
虫が鳴き
1,2,1,2
犬さわぐ
真昼の暑さは闇にとけ 薄まっている 後ろのまだ街はあかるい
言葉なく くらい道をすすむ このときは仲間
なんちゃって
次の角ではみんな左へ 私は右へ
さみしくないよ 右から自転車こいで 知らない人がやってくる
さようなら 明日また会うかもしれない近所のひとたち
おやすみなさい 二度と会わないかもしれない近所のひとたち