この夏はいろいろあったなあ…顔面蒼白になった東東京大会の初戦からさわやかに終わった甲子園決勝まで、高校野球中心ではありましたが、訃報もあったし酷暑に大雨、ついに健康のためにフィットネスクラブに入会しちゃったし、他にもいろいろ。
しかし9月も10日、ぼちぼち通常モードに復帰していこうと思います。勉強の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋…まあ、ぼちぼち、少しずつ。
というわけで久々にやってきました地元の沼。
スイレンはだいぶ減り、吹き散らされた黄色い葉が浮かぶ水面を、ツクツクホーシの鳴き声とトンボたちが行き交う。秋だなあ…クソ暑いけど、秋なのだ。
秋の兆しと言えば…
やはり来ていたコガモさん!見える範囲ではまだこの一羽だけのようでした。エクリブス状態なので雌雄の区別はわからず。
先住者のカルガモさんたちは意識してないわけじゃないんだろうけど、我関せずという感じで。
しばらく経ってから見てみたらなんか距離が縮まっていた笑。お互い何かちょっかい出すわけでもないのですが。
番ったまま飛ぶギンヤンマを見ていたら、ちょこちょこ止まっては移動、止まっては移動しながら産卵し始めた。一か所にまとめてどかんとするのではなく、少しずつ丁寧に産み付けているようだ。お疲れ様です…
岸辺からわりと近くに、カイツブリの巣が見えた。結構立派そうに見えるのだが、何が気になるのか、夫婦で葉っぱや草をくわえてきて補修に余念がない。
まあカイツブリの産卵期はまだまだ続くし、もう一勝負するのかな?と思いながら見ていたら
あ、今抱卵中でしたのね…
ごろんとひっくり返して
ヨシ!
瓜坊たちの誕生が待ち遠しい。
ちょっと気になったのはこういう風に巣の上に立ち上がって、翼をしきりにふるふるふるふるさせる動作。これまで見た記憶ない。
水気を切って乾かしてるのかな?とも思ったけど、他の水鳥たちと同じくカイツブリの羽根は水をはじく仕様になってるし↓
ふるふるさせた直後にまた泳ぎ始めちゃったから、乾かす意味なさげだし…もしかして暑くて翼で扇いでいただけなのか?
確実に秋は来ている。だから気温よ下がってくれ!と願う二百二十日。頼むよ~
<おまけ>
脇道を歩いていたらガサガサッと叢から出て来たカナヘビ…ん??
尻尾が割れてる…!?ど、どうしたんだ!?と焦りましたが、
調べてみると、いわゆる「トカゲの尻尾切り」をしたときうまく切れなくて切り口から再生した新しい尻尾と二又になってしまう現象があるようです。この子もそういう危ない目にあってきたのかも…助かってよかったですが、いざという時にちゃんと切れないのは危機管理上こまるよな…