花の春から2か月、5月13日。
ふたたび、浦和競馬場にやってきました。
<アンギョウザクラ>
大きな葉がこんもりと茂り、シルエットは丸っこく見える。
大きな明るい緑の葉の陰に、さまざまな色合いの実がたくさんなっている。
花
<コヒガン>
逆さホウキのような樹形。これは極端かもしれないけど、他サイトの画像を見ても、枝があまり横に広がらないのは共通しているようだ。
実はすごく見つけづらかった。
コヒガンの花は3種のなかで一番遅くて、冒頭の記事(3/10)の翌日くらいから咲き始めた。
<オカメザクラ>
コヒガンに比べると広がりがある。
アンギョウザクラに比べるとだいぶ少ないけど、コヒガンよりは見つけやすかった。とはいえ、
花はこんなにぎゅうぎゅうに咲いてたのに…なんで??
ちなみに葉を比べてみると、
コヒガンの方がやや丸みを帯び
オカメザクラの方が細長い形をしている。
まとめるとこんな感じ ↓
左から、オカメザクラ、アンギョウザクラ、コヒガンザクラ、アンギョウザクラです。
よーしだいぶわかってきたぞ。
それにしても……アンギョウザクラがわりとたくさん実をつけているのに、他の2種、とくにコヒガンはぽつりぽつりとしかないのが気になる。
サクラは同じ樹や別株でも同じ原木からの挿し木で育った樹同士では受精ができず実を結ばない(自家不和合性)。この公園は本数的にはアンギョウ>オカメ>コヒガンの順みたいだから、単純に受粉相手が少ないせい、とも考えられるけど、それにしても少ない感じするなー別所沼公園のカワヅザクラなんて、ぽつんと一本あるだけだけど、毎年ちらほら実をつけてるのに…もしかして品種によって実がなりやすい・なりにくいってのがあるんだろうか?