雨上がりの北本自然観察公園にやってきた。
今日こそはまだ見ぬオオヨシキリを…と思ってたんだけど…ギョギョシギョギョシの声ばかり。
絶対この茂みにいるはずなんだけどな…探し方が良くないのかな…
ウグイスもシュレーゲルアオガエルも声だけはよく聞こえるなーと、あちらこちらをあてもなく。
うぉっ、なんだこりゃ。ヤブガラシのつるが勢い余って葉っぱに巻き付いてる?ちょっと触ってみたけどなんか外れない…固いぞ。結んであるのか?
裏側見てみたら、掛け金みたくなってる…意地でも離さんという感じで。
赤いヤツ(写真だと茶色っぽく見えるけど)。たぶんアカサシガメ。
八つ橋を渡っていると…
カルガモのひなたちが!かなり大きくなったな~
あの草がいい!とぐいーん。コウホネの花は要らないらしい。
小さい頃はお風呂のおもちゃみたいだった泳ぐ姿も、すっかりかるがもさん。
引率はお母さん(カルガモのオスは子育てせず、産卵が終わると離れてしまうのだそうだ)。
でもやっぱり、水から上がると翼も生え揃ってないみたいだし羽毛の感じとかも、まだひなひなしてる。黒地に先端だけ黄色のクチバシも、ひなのうちはまだ不鮮明。
お母さんのどっしりした脚に比べて水かきもまだ発達してないみたい。逆によくあれだけ泳げますねこの細脚で…
身体をこするのは動物共通の快感なのかもしれない…
全員集合!巣にいた頃のようにぎゅうぎゅう。と思ったらなぜかお母さんの横に陣取るお前はなんなんだ笑
眼福じゃ。
空がゴロゴロ言い出したのでバス停に向かう。
時刻表見ると来るまで10分くらい。公園に戻ってセンターの建物に寄るほどの時間もないし、バス停裏の木立の間をちょっとぶらぶら…と思うと、急にばたばたっと音がして道路のアスファルトがみるみる黒くなっていく。何だこりゃ雨なの!?と一瞬戸惑うほど、茂った樹々の下には雨粒は落ちて来なかった。やがて土砂降りになるとさすがにそうもいかなくなってこりゃヤバいかもと思ったけど(傘忘れてきた)、よく見ると所々に地面が白いスポットがまだあって、そっちに移動すると確かに雨が降ってこないのだ。
意外とイケる。木立の下での雨宿り。