409日間のポルティア滞在から、ようやく現世に戻ってきたので、春を感じにぶらぶら歩いてきました。
まずは、風車がすてきな「見晴公園」から。JR宇都宮線で大宮のひとつ先の「土呂駅」から徒歩10分。今日の目当ては、公園から見渡せる菜の花畑。
まだちと早すぎたか…
満開はまだ先のようですが、冬を越したモンシロチョウたちが、ひらひら飛び回ってました。用があるのは花より葉っぱかもしれないしね。
オカメザクラ(たぶん)もまだ咲き始め。かなりはっきりしたピンクがとてもイイ。
見晴公園を出て、市民の森沿いの通りを芝川方面に歩くと、「鷲山橋」にぶつかる。
昔はこの辺にも鷲がたくさんいたのだろうか?オオタカは芝川で一度見たことあるけど、野生の鷲というのはまだ見たことがない。
芝川沿いをてくてく歩くと、トレーナー1枚でも暖かすぎるくらい。
風が気持ちいいのは、本当に春が来た証拠。
相変わらず枯れ茎むしりに余念がないシジュウカラさん。
道の真ん中まで出て来たホオジロさん。礫の隙間に何かいいものがあるらしい。
遠くからでも赤茶のお腹がよく目立ちます。
それほど大きな川ではないのですが、水が少なく流れも弱いせいか、細長い中洲ができている。
中洲の菜の花。これは綺麗に咲いてる。
中洲の縁でお寝み中のコガモの群れ
わりと男女で
かたまってる感じ。
そういえば、コガモってオス同士メス同士、数羽で固まって行動してることが多いような気がする。統計取ってるわけじゃないから、単なる印象論ですけど。
マゼンダのじゅうたん
ホトケノザ。オオイヌノフグリと並ぶ早春の花です。ひとつひとつの花は細く小さく、目立たないのですがまとまると鮮やか。
岸辺の樹々の梢。もう芽吹き始めてる。ということは…
やっぱり来てた!ヒヨドリさん。若芽が好物なのか、よくむしってるのを見かけます。
更に進むと、みごとなハクモクレンに通りがかった。
満開をちょうど過ぎる頃合い、見る間にはらり、はらり。
白い炎のようなハクモクレン。清新で力強い花が精いっぱい開き切り、少しずつ花びらを落としていく様は美しく、ちょっとさびしい。
ヒドリガモの群れがいた!
この冬はいつもいる水鳥たちがいつもいるところにいない、ということが多かったのと自分自身があまり出歩かなかったのが重なって、ヒドリガモさんを見るのも今日が初めてだったりする。
上陸して餌探し。この光景はいつ見ても、なんか和む。
いつもいるところにいない、というのは、たまたま私が行ったときにいなかったというだけなのか、今冬の気候の問題なのか(ちょっと寒くて結氷することが多かったように思うし)、それとももっと大きな変化と関係しているのか、気になる…一冬だけでどうこう言えるものでもないんだろうけど。
更に南下。大宮第二公園のヤナギがもうあんなに青々と!
長く伸びた髪は、地面に触れるほど。
この時期のヤナギは本当に好き。
第二公園側から、大宮公園にわたる陸橋の上から。野球場の外野スタンド裏手のハクモクレンたち。
ハクモクレンより少し遅い、赤紫のモクレンは、まだ咲き始め。
芝の改修工事だということなので、4月には青々とした芝で県大会が見れるかも。早く4月にな~れ!(&コロナもおさま~れ!)