HiNative がなかなか面白い

今年に入ってから、英語ライティング上達のため「英語垢で毎日1tweet」というのを始めました。つぶやきにはweblio先生、google翻訳先生、DeepL先生、GINGER先生などの御力をお借りしているけど、やっぱりネイティブの人に聞いてみたり、確認してもらったりしたいこともあるよな~

というわけで英文添削サイトで何か手軽なところはないか?といろいろ探しているうちに見つけたのが

hinative.com

 

自分の母語、興味ある言語とその習熟度などを登録して質問をUPすると、他の登録者が回答してくれる仕組みです(逆に自分が他の人に回答することも勿論できる。義務ではありませんが)。

そういえば、わからない英単語ググったとき、ここの回答が時々出てきてたな~これかぁ…

質問は「〇〇とはどういう意味ですか?」とか「〇〇はA語で何と言いますか?」、「AとBはどう違うの?」などの定型質問もあるし、テンプレなしで自由に質問することもできる。画像を貼り付けることもできるので、本や漫画の1部分を貼って、「この中の〇〇とはどういう意味ですか?」と訊いてる人もいます。

回答は誰でもできますが、だいたいはネイティブの人が率先して答えてくれます。他の登録者もほとんどは言語を教えるプロではなく、外国語について質問したくて登録している学習者でしょうから、回答が正しいとは限りませんが、無料で気軽にネイティブの意見がきけるのは非常に参考になるだろう、と思って登録したのですが、使ってみると意外な面白さがありました。今のところ使い方はこんな感じ。

 

1 英文tweetに載せたい文をUPして、おかしなところを指摘してもらう

本来はこのために登録したはずですが、自分が回答者として日本語の添削をしてみた結果、一行ならともかく、何行もきちんと添削するのは(習熟度の低い人の文ならなおさら)かなりたいへんだということがわかったので、たまにお願いする程度にしよう…と考えを改めました。

 

2 tweetで使いたい表現について訊く

「〇〇であり××という性格の人がいるとして、この人はAと呼んでいいですか?それともB?もっと適切な表現がありますか?」など。この質問文を作るのにはもちろんgoogle翻訳先生ほか諸先生方の御力をお借りする。

 

3 英語の本や記事などでわからなかった表現について訊く

前後の文脈を書いて、なるべく「Aということですか?」など自分の考えを書く。もちろん諸先生方の御力を(略)

 

4 日本語についての質問に英語混じりで回答する

give and take というか互助的な仕組みだし、回答する上で英語を使うなら、それも勉強になるし。私でも回答できそうな、簡単そうなのを選んで答えるのですが、回答を作ってる間に他の人がずっと的確な回答を先にあげてくれていて、泣く泣くボツにすることもしばしば。

 

5 日本語についての質問に、日本語で回答する

これは英語の勉強とは直接関係しませんが、言葉の正確な意味や類似語のニュアンスの違い、文法的な正誤など、日本語について普段意識しないことをいろいろ考えさせられるし、相手の習熟度も考慮しながら、どうすればわかりやすく正確に伝えられるかを考えるのも勉強になります。

 

6 他の人の質問や回答を眺める

日本語についての質問を見ていると、添削依頼は(内容から判断するにおそらく)、個人的なSNSやメールで送る文章とか、日本語の授業で出た宿題、学生のレポート、電子機器の取説の一部等々。文意の確認は法令の条文、ラノベやマンガ、友人知人から言われた言葉の意味…とこちらもさまざま。

扱っている内容も、質問してきた人のネイティブ言語も様々だし、この人がどういう背景でこういう質問をしてきたのか、ということを考えるのも面白い(うーんと唸ってしまうこともありますが)。

出てくる文章の中で初めて知ってへぇ~と思うようなこともあったし、日本人として耳の痛い言葉もあった。文法的には間違いもあり、流暢ではないけれど若々しく美しい、直さない方がいいんじゃないかとさえ思う添削依頼もあった。

どれも、自分の興味に沿ってネットを見ていても辿り着くことはなかったはずのものだ。

余裕ができたら、他言語についての質問&回答も見てみたいな~

 

 

というわけで、しばらく利用してみたいと思います。

ただちょっと気になるのは、質問に答えてあげて評価もらったり御礼言われたりするのってすごく気持ちがよくて、(特に私のように他の場面でそういうことがない人には)中毒性がある感じがするんですよね…なったことないけど知恵袋中毒みたいな感じ?

これは危険な匂いがするので、質問も回答も1日1個まで!にしときます。

 

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