今日は病院でホルター心電図なる小型の心電図を取り付けられて、「24時間計測しますので、散歩とか自転車とか車運転したりとか、普段通りの生活をしてくださいね~(風呂以外は)」と言われたので、ならば散歩くらいはしておくか、というわけで別所沼に寄ってから帰ることにした。昼どきだし、割とあったかいし、ベンチで何か食べるのもいいだろう。
公園の外からでも目につくキンクロハジロの白い腹。
やはり冬の別所沼には欠かせない、美しい白黒ペンキ。だけど何だかオスばっかだな~
やっと見つけたグレーなメスさん(奥側)。
珍しく水から上がって休憩中。お休みの姿勢を取りつつ鋭い目…
と思ったら、やっぱりうつらうつらしてるだけだった。
カワウさん。
たぶんペアだと思うんだけど、片方は頭や足の付け根が白い婚姻色になっているのにもう片方はさほど目立たない。雌雄で違うわけでもないらしいのだが…まだ気持ちが揃ってないってこと?
沼に突き出た弁天島の縁の辺りで、カイツブリが鋭くさえずっている。なんかいつもと違う感じがして、どうしたのかな?とカメラのズームで覗き込んでみると、
巣が!
つがいの二羽が入れ替わり立ち替わり、忙しく造営中だった。なんちゅーか…まだやるんかーい!!
座り心地を試してみたりして。
抱卵期間は3週間くらいだから、孵化する頃はまだまだ寒いはず。ちょっと心配だけど、とにかく頑張ってください…
ベンチに座って園内のカフェで買ったランチを食べ始めると、何か…ドバトやカラス(とくにハト)がだんだん足元に寄ってくる。
あげないよ~と心の中でつぶやいて、無視して食べ続けていると、1羽のハトがベンチの上に飛び上がってきた。
こんなに馴れ馴れしくなったのも、エサをあげちゃう人が多いせいだろうな…と思いながら、なおも無視して食べ続けていると、おもむろに
うわわわーっ!!
容器の縁にガシッと飛び乗って、ためらいなくカレーのご飯をつつき始めやがった!!
まだ半分くらいしか食べてないのに…(コイツです)
慌てて追い払って、もうどうしようもないので食べかけのを袋にもどしてリュックにしまって(ゴミ箱はない)、無事だったコーヒーだけ飲んで立ち上がる。
人間に馴れきった動物の恐ろしさ。彼らから見れば人間など、食いもんの近くにいる巨大な木偶に過ぎないのかもしれん。近寄っても襲われることは殆どなくて、逆に食いもんが降ってくるくらいだし。恐れられ、怖がられている人間様だと自惚れず、自衛することが必要だったというわけか(でもこれまでも公園のベンチで食べてたけど、こんな目に遭ったのは初めて…)。あーあ。次からは気をつけよう。
カレーなんて身体に悪いぞ。