水曜日はスッキリ晴れ。東京のソメイヨシノも満開と聞き、そろそろかな?と思ってやってきました見沼代用水西縁(みぬまだいようすい にしべり)。
さいたま市の誇る総延長20kmを超える「見沼たんぼの桜回廊」の一部でもあります。
今日は県立浦和西高前からスタート。
人気は殆どない。春休みだもんね。
門のすぐ前にある「正樹院橋」。このとおり、桜はずっと向こうから続いている。今日はこっちじゃなく、東へ向かいます。
右手は西高斜面林。
学校の北側斜面がコナラやエノキ、イヌシデなどの雑木林になっていて、「浦和西高斜面林友の会」による保存活動が行われている。
ほぼ満開!
樹上はまさに押すな押すなの賑わい
鬱蒼とした斜面林と輝くような桜のコントラストが続く。
それなりに人出はありましたが、何しろ全体距離が長いので行列になったり人だかりができるようなことはないのがいいところ。 たださあ、座って飲食はやめようよ…今日はたまたまグループ毎の距離は保たれてる感じだったけど、休日とかで更に人出が増えたとき、現地に着いてから「食べ物飲み物持ってきたけどソーシャルディスタンス取れなそうだな。飲み食いはできないな」みたいな的確な判断と楽しみをあきらめる決断はそうそうできるものじゃないので、皆が「飲食はしない」という足並みを揃える必要があると思うわけですよ…
用水路の柵の根元に、あかるい黄色がぽつぽつと。帰ってからネット図鑑などで調べてみると、どうやらヒメリュウキンカらしい。ヨーロッパ原産の野草で、園芸種として持ち込まれて野生化した帰化植物なのだそうだ。
色も形もお日さまマークそのものの可愛いさ…ん?右の花びらに…なんじゃこりゃアブラムシの幽霊か?その場で気づけば確認できたのに…不覚。
斜面林が切れると、急に咲き進みが遅くなっていて驚く。南側がひらけて、日当たりはむしろよくなってるはずなのに不思議。
菜の花コラボにはあと数日はかかりそう。水路で子どもたちが何か探していた。そーいや今年はまだオタマジャクシもメダカも見てないなー。今日はダメだけど、センバツ終わって一日ゆっくりできるようになったら、どっかでじっくり探したい。
シャガ。白い縁の細かいギザギザ、黄色の三本線を取り囲む紫の点描、独特の形と色合いに惹かれます。
その後も桜の回廊は濃くなったり、
薄くなったりしながら、どこまでも続いていく。
昼と夜のようなコントラストが妖しく美しい。左を向けば田んぼが広がるのどかな風景なわけですが…
それにしても、対岸が保全林になってるところは満開になってるのが多い気がする。たまたまなのだろうか??
ここまで来た中で、たぶん一番大きく端正な姿。
今日はここまで。まだ咲き始めの場所もかなりあるし、もう1,2度くらいは来てみたい。