それは数日前のこと。
年末に注文していた『呪術廻戦』1~13巻がようやく!到着予定の日だった。電子書籍では持ってるけど、やっぱ紙のじゃないと、〇巻と△巻を突き合わせて…とかやりづらいしね…
しかしその日はなぜか朝起きたとき調子が上がらず、着替えるのも億劫な感じだった。
「そういや置き配もできるんだっけ…」
と、到着予定日を知らせるamazonのメールの文面を思い出した私は、あまり深く考えずにメールにあったサイトに飛び、「玄関先への置き配」を選んで、もう一度布団へ。まあ、双方のコロナ対策にもなるし…
数時間後、いつ来るかな?と思っていると「配達完了しました~」のメールが届く。
「あれっ?オートロック解除してって言われてないけど、いつの間に…?」
とあわて住戸の玄関へ出てみるが何もない…
嫌な予感と共に1階の玄関ホール、オートロックの外側の集合郵便受けの受口まで行ってみるも、なし。
ますます不安を募らせて家に戻り、メールの「配達状況」をクリックしてみると、配達されてる写真がバッチリありましたよ…うちの玄関じゃありませんけどね。
写真に映った外壁タイルや廊下の床などからすると、うちのマンションであることは確かで、じゃあ部屋番号を間違えたのかと近くを見て回ったりしたけど外観が一致する住戸は見当たらない。
全部回って歩くわけにもいかないので、仕方なくカスタマーサービスに相談する。
最初は「誤配のようですので注文キャンセルでいいですか?」とアッサリ言われたけど「それじゃ困る」と粘ると、配送業者に連絡して、荷物の追跡をしてもらえることになった。
しかし結局、荷物は出て来ず、2時間ほど経過した時点で注文はキャンセルということになってしまった。
その後、誤配先のお宅から「これ間違って届いてましたよ~」と言ってきてくれるということもなく。あーあ…楽しみにずいぶん待ったのになー…と、配達完了写真にあった、中高生のものらしい私物が置きっぱになってる玄関先を恨めしく思い出したりしてたんですが。
ふと思い当たった。
一人暮らしなら自分が頼んだ荷物しか届かないけど、家族で暮らしてたら、覚えのない荷が届くこともあるだろう。そして子供が「なんだなんだ?」とか、親が「あの子ったらまた…」とか、深く考えずに開けてしまう…というのもありそうな感じだ。
で、出てきたのが今話題沸騰中のジャンプ漫画『呪術廻戦』…
これを「気が付かなくて開けちゃったんですーすみませーん」て、持ってくるのは人によってはかなり嫌だろう…(私だって、うっかり開けたら萌えアニメだったりBL漫画だったりしたら、届けには行きたくないもんな)
そうなると黙ってamazonに連絡して回収してもらった方がいいに決まっている。ミスったのは配送業者の方だから、開けたことについても責められることはない。リスク回避のためには妥当な行動だ。まあちょっとさみしくはあるけど、開けちゃって「しまった~!」ってなってる家庭を想像すると、微笑ましい感じがしなくもない…かな?
というわけで、今回は
・置き配は、使わん!
・荷物は、宛先を確認して受け取る
・(置き配と直接関係ないけど)ネットオークションやフリマで使うネコポスもポスト投函のみなので類似のリスクがある。事故なく絶対に入手したい物だったら、送料上乗せしても受取確認できる配送方法にしてもらう必要がありそうだ…
という教訓を胸に、1~13巻セットに再チャレンジ。届くの月末か…あーあ。