「コロナ疎開はやめましょう」言うは易し、されど…次善の策を提示すべきではないか?

罹患リスクばかりでなく、法令や社会の要請により行動の自由が制限されるリスクも高まっている東京その他の大都市圏から、感染者の少ない(orいない)地方への「脱出」、いわゆる「コロナ疎開」。

 

「高齢の両親にうつすリスクを考えて」「地方の医療体制は脆弱であることを考えて」今の居住地に留まるべきである、というのは正論だ。マスコミでもそういう論調のものをよく見かけるし、近く発せられるはずの緊急事態宣言を巡っても、そういう注意喚起はなされるだろう。

 

だけど、マスクやトイレットペーパーの騒動、自粛要請が出ているのにあーあーあーなどの諸々を見れば、そういう注意喚起に従わない人が一定に出てくることはわかりきったこと。

ましてこれは自分や家族が罹患するかどうかということに関わること、切実性もハンパでない。無駄な買い占めや自分の欲望に負けてフラフラ遊んでしまう、というのとは色合いが異なる。経済的な理由で都会に留まれず、郷里に戻る人だっているだろう。

 

だから、今となってはそういう移動は避けられないのだ、という前提のもとに、いかに被害を少なく抑えるかを考え、広く周知すべきではないだろうか。

 

今の場所から動くな、留まるのが正しい、という原則は原則として掲げるにしても、それがムリな人には「移動する場合の必要条件」を与え、リスクの高い行動を回避させる方がいいのではないかと思うのだ。とにかくダメと無理強いするよりは、「〇〇を守れば、特別にOKします」と言われれば、多少ハードルが高くても、なんとか条件をクリアして合法に(良心の呵責なく)やろうと思う人が多く出てくるだろう。どうすれば条件をクリアできるか、なぜそうしなければならないか、考える人も増えるだろう。

 

素人でも考えつくのは

1 発熱してたり咳がでたりその他の身体の異常があるのに出発するのは論外

2 道中の新幹線や高速のSAでうつすなもらうな

3 疎開先の同居人にうつすな・同居人はもらうな

4 感染してないことがわかるまで半月は自主隔離せよ

 

そのために必要な具体的な行動は専門家に訊くべきなんでしょうが、とにかく「疎開先で半月は自主隔離せよ」だけでも徹底して欲しい…

 

それと、こういうのってゼロか100かじゃなくて、

そんなの全然考えずに帰省しちゃったわ昨日地元の友人と飲み会しちゃったから手遅れで今更遅いわ…ヒャッハーじゃなく、

昨日までの行為は取り返しつかなくとも、今日から自重すれば今日の感染、明日の被害は防げるかもしれない…その積み重ねが感染者を1人でも減らし、終息に一歩でも近づくことになるんじゃないか、と素人考えするわけです。

 

 

 

 

 

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