今の時期、晴れの日はやはり春探し。今日は見沼自然公園へ行ってきました。
河津桜が多い(地元のロータリークラブが植樹したらしい)この公園、開花状況はまちまちでしたが、正面入口のが一番咲き進んでいる感じです。
田んぼになる前の見沼の主だった竜と、かつてこの地で繁栄したシラサギのレリーフ。
蕾と一緒に若芽もほころぶ。
そこかしこで、オオイヌノフグリが一面に咲いていました。
早春で一番好きな花です。
たんぽぽもぽつんと。
ヒヨちゃんだ ♪ いい目をしている…次の食堂を探しているのだろうか。
公園の中央部の大きな池。数人が固まって池の真ん中に浮かぶ小島の方を見ながら何やら話している。何かいるのかな?とそちらを見やると低く突き出した枝に止まっている何者かのオレンジ色のお腹だけが見えた。「こっちからだとよく見えますよ」と場所を譲ってくれたのですが、その間にfly away…カワセミだったそうです。残念。
池にはカルガモやコガモ、オオバン、ヒドリガモ、オナガガモなど大勢いるのですが、ばんばんエサをくれちゃう人たちがいるせいか(ちなみに、食パンの袋を閉じる、端に切れ目が入って真ん中が空いてる、水色のプラスチックのヤツ。アレが近くのあちこちに落ちてたりする)、石とコンクリで護岸された岸辺に大挙してやってきて陸にあがったりしてるのでそっちにはあまり近寄らず。ちょっと居心地悪い。
この公園には立ち入り禁止になっている自然観察園があって、そこは野鳥に餌をやるなと看板に明記されているのですが、こっちの池の方にはそれがないみたいなので、素直に考えれば餌やりは禁じられていないということになるのかな…(と思って管理事務所に聞いてみたら本当にそうだった。餌やりは好ましくないという認識はあって、今後検討はしますとのことでしたが…)。
隣接するさぎ山記念公園。こちらも中央に大きな池があり、釣り糸を垂れる人が多くいる。強風に波立つ水面を見渡すと…
なびき方がすごい。結構大きく見えるけど、クチバシが黒いしコサギなのか?
なんか、溶けていきそう…(笑)
こちらの公園は、かつてはサギの繁殖地として国の特別天然記念物の指定を受けていた場所。さぎ山公園のサギなんて何の捻りもなさそうですが、「記念」がつくだけあって、今はさぎ山の面影はなく、私がここでサギを見たのは初めて。と言っても、そんなに何度も来ているわけでもないけれど…
黄色い足袋。やはりコサギです。あの後頭部のやたら長い飾りもダイサギやチュウサギにはないコサギの夏羽の特徴だそうで((公財)日本博物館協会「やまびこネット」)。目元のピンクはまだだったので、今度見られたらいいな。