遅ればせながら『進撃』廃人となる

人生どこにパックリ穴が開いてるかわからないもの。買いたいマンガがあったけど天気が悪くて外に出たくなくて、「しゃーねーkindleでもいいか」と久しぶりにamazon開いてみたら、幸か不幸か『進撃の巨人』10周年記念期間限定コミックス28巻まで無料キャンペーンというのが目に入りました(残念ながら9/18で終了)。

実はかなり昔、コミックス1巻が出た頃に読んでみて、巨人の微笑みと人間をパックリいただくシーンが耐えられず(あと人名などのネーミングセンスが微妙な感じもして)挫折した経験があって、ずっと読んでなかったのですが、しばらく前に友人から奨められて、機会があったら読んでみようか…と思っていたので再度手をつけてみると、後はもう、坂道を転げ落ちるように…巨人さんの微笑や仕草にもとうに慣れました。

気がつけば紙のコミックスを全巻(古本でだけど)買い揃え、未収録部分も入手して追いつき、アニメもseason3まで観て(これもU-NEXTの無料期間だけど…)スピンオフの「悔いなき選択」までポチっている私がいました。どうやらリヴァイ兵長ファンになってしまったらしい。狂犬成分と良い人成分の比率が思ってたのと逆だった。どっちでも好きだったろうけど(笑)

 

今さらここでストーリー紹介などやっても仕方がないので公式ページを貼っておきます(コミックスの内容紹介も)。

 

巨人の存在や壁の内外の世界の在り方、など序盤から謎が多く、伏線も至るところに散りばめられていて、次第に謎が説き明かされ、伏線が回収されていく様は見事。後から読み返すと、何となく読み流していたセリフや表情にちゃんと意味があったことに気づき、ヤラレタ!となる。今もまだいろいろ謎は残っているし、微妙にしっくりしない疑問点もあるので、できればこのブログでも取り上げて、後で答え合わせしてみたいなーと思います。

物語としては、母親の仇として、そして自分の自由を阻むものとして巨人を激しく憎む主人公の少年エレンが幾多の戦いの間に多くの人々との出会いと別れを繰り返し、成長していく…という少年漫画の王道…と思いきや(じっさい途中まではそうなんですが)、我々は世界知らずだった…世の中そうそう上手くはいかねーやという鬱な展開に突入していく。正直23巻以降の展開はそれまでほど好きとは言えないし、舞台が広がった分、粗もあるように思うけど、これなくしては『進撃の巨人』は成り立たないというのも確か。せめて少しは希望の持てるラストであって欲しい。人類にとっても、登場人物個人個人にとっても。

 

 

とりあえずDVD『悔いなき選択』が楽しみ ♪ 明日届くかな?

 

 

 

 

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